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自分で押して効果があるツボ!目・肩・腰に効く体質改善につながる即効マッサージ


 

日常生活でもパソコンやスマホを触る時間も増えてきましたが、眼精疲労やドライアイ肩こりなどは、現代病ともいえる厄介な悩みとストレスになっています。

 

今回はよくある症状のうち、目・肩・腰について即効性のあるツボを自分の手で押すことで改善できる方法を紹介していきたいと思います。

 

ツボは全身に361箇所あると言われています。

 

指先だけで押すよりも、腕全体の力を利用して少し痛いけど気持ち良いくらいの感じで押しましょう。
時間が無い方でも、これを習慣にしていくと疲れや不調も緩和され健康を維持できます。

 

目の疲労回復は睛明(せいめい)攅竹(さんちく)太陽(たいよう)

疲れ目の症状は様々ですが、目のピント調節をしている毛様体筋が緊張し、ドライアイ、目がかすむ、痛い、しょぼしょぼするなどの症状を引き起こします。

 

放置しておくと頭痛になったり、さらに症状が悪化していく場合もありますので、まずは自分でツボを押して神経や筋肉をマッサージしながら、休憩をして目を休ませるのがおすすめです。

 

睛明(せいめい)

場所は目頭の内側で鼻の付け根にある窪みです。
疲れ目だけではなく、緑内障、白内障、その他の眼病にも効果が期待できます。

 

また鼻水を抑えるツボとしても効果があります。
押し方は目の奥へ押す感じではなく、鼻の方へ指でつまむように力をかけて押してください。

 

目の方向に押すと眼球が圧迫されてしまいますので注意しましょう。

 

魚腰(ぎょよう)攅竹(さんちく)太陽(たいよう)

目の周りには複数のツボがありますが、この3つは一緒に押してマッサージすると効果的でしょう。
魚腰などはパソコンやスマホで目が疲れた時にジンジンとしてきますので、神経が影響しているのがすぐに分かります。

 

眼精疲労だけでなく目のむくみやたるみ、さらに頭痛になることもあります。
場所は眉毛の真ん中に魚腰、眉頭のくぼんだ部分が攅竹、眉尻と目尻の中間から親指くらい外側の凹んだ部分です。

 

3つを人差し指・中指・薬指で同時に押さえて、1分ほどマイルドに圧迫して押し続けましょう。

 

攅竹は花粉症に効くツボとも言われています。
鼻水、鼻づまり、目のかゆみにも効きますので、アレルギーや花粉症や蓄膿症体質の方も有効です。

 

目の不調は休憩と睡眠で、目を休ませるのが最も効果的ですから、ベッドに入りながらツボ押しをするのも有効だと思います。

 

肩こりに効果的なツボ肩井(けんせい)天柱(てんちゅう)

血行が良くない状態が続くと肩の筋肉が緊張して、疲労物質がたまり神経を刺激することで、コリや痛みにつながっていきます。
つぼを刺激することで肩の血行不良を解消して、自然治癒力を高めていくのです。

 

では電車でもデスクでも簡単にできる肩に効くツボを試してみましょう。

 

ツボの位置は原因となっている箇所周辺の筋肉や神経にも影響していることが多く繋がっているので、つぼが正確でなくともグリグリと押すことで、肩こりには効果があります。

 

肩井(けんせい)

肩こり特効と言われるオススメのツボです。
場所は乳頭を肩の位置まで上げた時の、肩の頂点で両肩2箇所です。

 

症状や効果については、首や肩のコリ、寝違えなどにも有効です。
目・耳・歯・頭痛などの全身の血行が滞っている場合にも改善が見られます。
押し方は肩に手を当てて、中指をツボに当ててグリグリと押しながら回しましょう。

 

電車の中でも今すぐに肩こりに効果的なツボ押しは便利ですよね。

 

天柱(てんちゅう)

場所は首の後ろの左右の筋を髪の生え際まで上げた箇所です。
症状や効果は、特にデスクワークでの眼精疲労・頭痛・めまい・寝違えに効果があります。

 

風邪の初期症状で熱っぽい時や、自律神経が乱れている場合も有効です。
抜け毛、薄毛にもよいので毎日継続して押してみましょう。

 

押し方は両手で頭を鷲掴みにしながら、親指でグリグリ押します。

 

肩こりには、ツボのマッサージだけではなく、体操も併用すると良いでしょう。
肩回し体操で、両手を肩の上においてぐるぐる回して、肩の緊張をほぐしていきます。

 

腰の疲れに効く骨盤周りのツボ押し

腰が痛い場合や冷えなど元気が出ない時に、疲れた時に思わず手が行く場所にツボがあります。
腰は私達の体で負荷が大きくかかっている重要な部位です。

 

腰痛はオフィスワークで起こる一時的な筋肉疲労であったり、ギックリ腰の激しい痛みが伴い、神経を刺激するような痛みもあります。

 

腰のツボを押すことで一時的な腰痛に効果のあるツボを押して筋肉の緊張をほぐしながら、腹筋や背筋などの運動を両立して背筋のバランスを整えていくのが良いでしょう。

 

志室(ししつ)

場所はウエストラインの上にあり、背骨から指4本分の位置です。
背骨の外側を親指で押した時に、気持ちよく感じる場所です。

 

効果は、痛みが増す前でも日常的に身体を揉んでいくことも大事ですし、胃腸の働きなどの調整効果もあります。
血行を良くすることで、消化器系の働きの調整で疲労回復度が上がっていきます。

 

押し方は3~5秒程度を、親指で抑えます。

 

腰陽関(こしようかん)

場所は腰骨の際に手を当てた位置で、そのまま中央にスライド、背骨と背骨のあいだの凹みになります。
腰椎椎間板ヘルニアが起きやすいとされる腰椎4番と5番の間にあります。

 

姿勢が悪い状態などを続けると、骨盤が歪み様々な不調が出てきます。
腰痛や月経時の腰痛、それから坐骨神経痛、尾てい骨痛、インポテンツ、遺精、遺尿、膀胱炎。

 

押し方はひとさし指と中指で心地よいくらいの程度で押していきます。

 

デスクワークや長時間の立ち仕事がメインの方は、上半身を支える腰が緊張して血行が悪くなる場合がありますので、筋肉が傷つかないようにツボを押す習慣で未然に防止できます。

 

最後に

ツボ押しの注意事項として、食後60分以内、飲酒当日、妊娠中、怪我がある場合などは、副作用が発生する場合がありますので、ツボ押しを控えてください。

 

またツボ押しと並行して、ウォーキングなど常日頃の継続的な運動を心がけましょう。

 

全身にツボはありますので、東洋医学に興味を持って調べてツボを覚えておくと健康維持に役立ちます。

 

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